会計を全く知らない人は時に、俺らのように会計の知識を持っている人間を魔法使いか何かのように思っているんじゃないか、と思う。

裏を返せば、ビジネスを興している経営者たちの中にも、それだけ会計というものに無頓着な者がけっこういるということだ。

transactionsを日々、仕分け・記録することは容易いが、その記録したものをReviewするのに、その3倍は時間がかかるという事もあまり理解してもらえていない。

特に、Internal Controlがなっていない場合、過去の記録を見直して合わすというのは、悲鳴を上げたくなるほど、やりたくない。

しかし、運が悪いことにやる破目になる。関係書類を全部引っ張り出し、Reviewを始めること数時間…

どうしても、ありえない数字が2つある。
それも、今年の一月と二月に…
そして、そのことを知っていると思われる人が今日は来ていない… まさに大ピンチ

新たにこの数字を裏付ける書類が出てこなければ、reviewは進まない。前の経理に問い合わせたが、既に退社済み。

結果、

持ち越し決定。

働き始めてから、あれほど口うるさく(?)言ったので、七月からの資料は割りとキレイに揃っている方だが、それでもまだ、何がどこへ行ってしまったのか分からない時がある。ましてや六月以前のものについては完全にお手上げ状態。

もうちょっとキチッとして、魔法なんか使えない人間なのだということを分かって欲しいな、と思うのだった。

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